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行政管理処
2024.06.03
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2024年立法院がセンターを訪問

立法院第11期社会福利および衛生環境委員会が初めてCOAPREを訪問

立法院第11期社会福利および衛生環境委員会が初めてCOAPREを訪問

立法院第11期社会福利および衛生環境委員会は6月3日に財団法人労働災害予防およびリハビリセンター(以下、本センター)を視察し、センターの業務の重点と方向性を確認するとともに、特に外傷後ストレス障害(PTSD)サービス計画や被災労働者リハビリホームの進捗状況に注目しました。新任の何佩珊労働部長が自ら同行し、本センターに対し、労災予防の宣伝を強化し、利便性のあるサービスと効果的かつ使いやすいツールの提供を指示しました。「お金をかけることを恐れずに、大胆に使いましょう。」
鄒子廉労働安全衛生署長(左)がセンターのオフィス環境を紹介

鄒子廉労働安全衛生署長(左)がセンターのオフィス環境を紹介

立法院第11期社会福利および衛生環境委員会が本センターを視察し、黄秀芳、王育敏、陳瑩、林月琴、王正旭の各立法委員がその助手や社会福利および衛生環境委員会の張礼棟主任秘書を伴い、合計14人が訪問しました。何佩珊労働部長、許伝盛政務次長、鄒子廉労働安全衛生署署長、本センターの何俊傑執行長が直接対応し、複数の立法委員からの意見に応えました。

今回の会議では、労働者の心理的ストレス予防や被災労働者およびその親族のPTSDサービスに焦点が当てられました。台大病院環境産業医学部の郭育良教授が参加し、研究調査結果を共有しました。職場で負傷経験のある労働者は、精神疾患の発生率が負傷経験のない労働者より22%高く、PTSDの発症は3倍以上であると発表しました。郭教授は、職場の心理的ストレス、長時間労働の疲労、および職場でのいじめが精神疾患を引き起こす要因であり、これに対処すべきだと指摘しました。
黄秀芳召集委員(左)と何佩珊労働部長(右)が会議を進行

黄秀芳召集委員(左)と何佩珊労働部長(右)が会議を進行

参加した立法委員からは「予防は治療に勝る」と何度も強調され、特に2つの作業環境について懸念が示されました。1つは、最近各地で頻発している工場火災事故に関し、事業者が従業員に対する防火訓練や避難訓練を十分に行っていない点が指摘されました。そして、労働部が内政部や経済部などと連携して、雇用主が緊急対応策を整え、従業員の労働安全訓練を実施するよう支援すべきだと促されました。2つ目は、建設業での墜落事故が頻繁に発生している点です。本センターと日本の中災防の協力を評価し、建設安全技術を導入して、関連する省庁との連携を通じて雇用主に責任を取らせ、工事現場に安全情報を徹底させるべきだという意見が出されました。さらに、立法委員からは労災予防教育を基礎からしっかりと行い、労働保険の宣伝を学校にまで普及させるべきだとの意見もあり、特に社会的弱者や先住民族に対する職業安全宣伝に注力する必要があると指摘されました。
立法委員は労災の「予防」が最も重要だと繰り返し強調

立法委員は労災の「予防」が最も重要だと繰り返し強調

何佩珊部長は労働者のために「お金をかけることを恐れずに」と呼びかけ

何佩珊部長は労働者のために「お金をかけることを恐れずに」と呼びかけ

何佩珊労働部長は、本センターに対して、第一線の「近便性」サービスを強化し、労働安全の宣伝がすべての基層労働者に浸透し、企業が労働安全衛生の重要性を重視するように指導するよう指示しました。また、医療ネットワークの協力を強化し、さまざまな労働安全衛生ツールを活用することを促しました。「お金をかけることを恐れず、国民に役立つなら大胆に使いましょう。」
郭育良教授は長時間労働の疲労や職場でのいじめが精神疾患を引き起こすことを重視

郭育良教授は長時間労働の疲労や職場でのいじめが精神疾患を引き起こすことを重視

今回の視察は、社会的弱者の被災労働者に対する関心とセンターの今後の活動方針に大きな支援をもたらし、センター職員は各種業務計画の遂行に一層努力することを誓いました。
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